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zoom RSS 語源 【三面記事】

<<   作成日時 : 2017/08/06 11:10   >>

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一般的には 「三面記事」 は,新聞の社会面に掲載される記事のことをいいます。

具体的には,殺人・傷害事件,地震や台風・集中豪雨などによる被害状況,大きな交通事故などがあれば,それらの記事が優先される傾向が強いようです。

それ以外にも,報道するに値するような善行,特筆すべき社会的異変,また,政治家が絡むことでも,内容が政治そのものでない場合など, 「三面記事」 の内容はかなり広範囲にわたります。

最近の新聞は, 「政治」 「経済」 「国際」 「スポーツ」 「文化・芸能」 「教育」 「家庭」 などは,それぞれにページを独立させていますから,それらの固定枠から外れる, 〈その他,もろもろの内容〉 が 「社会面」 にまわされてきます。

私が現在定期購読している 「朝日新聞」 は,平日はだいだい 40 ページ構成です。

普通は,その最終ページである 40 ページはテレビ番組欄です。

その最終ページのすぐ前の 2,3 ページが社会面です。つまり, 「社会面」 は, 37, 38, 39 面あたりです。

それなのに,なぜ 「社会面」 のことを 「三面記事」 というのでしょう。

念のため,今日 (この 「三面記事」 の項目の下書きを書いている日) , 2017 年 8 月 4 日の朝日新聞の第 3 面には,安倍首相の内閣改造によって,改憲方針を後退させざるをえなくなったこと,加計・森友問題で首相が陳謝したこと,アメリカのトランプ大統領がロシアへの制裁を強化する法案に署名したことなどの記事が載っています。

およそ, 「三面記事」 にそぐわない内容です。


はい,実は 「三面記事」 という言い方は,日本の新聞の創生期である明治時代の言われ方の名残なのです。

明治時代の新聞は,特別の場合を除くと, 4 ページ構成でした。つまり,大きな 1 枚の用紙を半分に折って 4 ページ仕立てにしたものでした。

新聞によって多少の違いはあったかと思いますが,おおむね

1 面,2 面が政治・経済面
3 面が社会面
4 面が文化・家庭面

という構成だったということです。

「社会面の記事」 のことを 「三面記事」 というのは,ここからきているわけです。


ただし,明治時代や大正時代の新聞は,あくまで政治的な記事がメインで,社会面の記事は,付け足し的な意味合いの扱われ方だったようです。

そんなことから, 「三面記事」 という言い方には,多少の軽蔑的な意味合いが含まれていたようです。

そのニュアンスは現代でも生きていると思います。

だから,普通に 「社会面の記事」 というのと違って, 「三面記事」 と言った時は,どこか 〈からかい半分〉 だったり,記事の内容を 〈揶揄する〉 気もちがあるように感じられます。


そうか・・・・,それを逆手にとって, 「三面記事新聞」 なる新聞をつくるのも面白いかもしれません。

掲載するすべての記事を 〈からかい〉 や 〈揶揄〉 のタッチで書きなぐるのです。

うまくいけば,朝日や読売に匹敵する発行部数になるかも・・・・。

−−−−−−

** 《参考図書》 **

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《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

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