語源 【アルファベット alphabet 】

 よく 「◯◯のイロハ」 という言い方があります。この 「イロハ」 は,もちろん “いろはにほへと・・・・” の最初の部分のことで,そこから,ものごとの 〈初歩〉 とか 〈入門段階〉 の意味になります。

 同じように,「◯◯のABC」 という言い方もあります。これもアルファベットの最初の部分だから,前の 「イロハ」 とまったく同じ使い方といえます。

 ところで,この 「アルファベット alphabet 」 ということば,語源に関心をもっている私としてはうかつでした。日本語の語源にばかり気もちがいっていて,外国語のことば,しかも 「アルファベット」 なんていう,あまりにもありふれたことばにまでは気がまわりませんでした。

 しかも,その語源を知って,またまたあまりにも当たりまえすぎて,今まで知らないできたことが恥ずかしくなりました。

 「アルファベット alphabet 」 とは,ギリシャ文字の [α (アルファ) ] と [β (ベータ) ] を合成したものだったのです。

 もちろん,この場合の 「アルファベット」 は, [α] と [β] の2文字だけをいっているのではなく,[ζ (ゼータ) ] までのギリシャ文字のすべてをこの [α] [β] の2文字で代表させたことばです。

 この言い方が,英語にも持ちこまれたものと思われます。

 私は,定年退職してから,ボウリングを初歩からきちんとやってみようと思い,ボウリング教室を受講しようと決意しました。ボウリング場のフロントで申し込みをする時に,ちょうど教室の指導を担当するコーチが受け付けてくれました。その時,コーチが 「1回 1000 円ですが,ボウリングの 〈イロハ〉 から勉強できると思えば安いものですよ」 と言ってくれました。 ・・・で,私は,「あの,〈イ〉 はいいですから,〈ロハ〉 でお願いします」 と返しました。 コーチも 「そんなこといわずに 〈イ〉 もやりましょう。無料というわけにはいきませんので・・・。すみませんね」 と受けてくれました。

 えぇ・・・っと,ここで 〈ロハ〉 の注釈はしなくていいですよね。

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** 《参考図書》 **

記号-番号 については,

《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

を参照してください。

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