語源 【女史】

学問,芸術,政治などの分野で活躍している女性に対して,佐々木女史とかスミス女史などと使われる尊称です。

もともとは,古代中国の女官名で,皇后が行う儀式を取りしきったり,記録事務を扱う高官でした。

「史」 は, [ふみひと] → [ふひと] で,もともと 〈書類を扱う人〉 の意味だったのです。

日本の律令制にも取り入れられてはいたのですが,ことばとしてあまり表向きには使われていなかったようです。

明治以降,樋口一葉,与謝野晶子,平塚らいてうなど,女性がめざましい活躍をするようになって,彼女らへの敬意をこめて使われだしてから,次第に普及していったようです。

本来は尊称としての 「女史」 なのですが,近年は,男性側が 〈教養のある女性〉 や 〈堅い性格の女性〉 などに対して, 〈羨望〉 や 〈からかい〉 の意味をこめて使うことが増えてきたせいか, 「女史」 ということばがイメージダウンしてきたようにも思います。

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** 《参考図書》 **

記号-番号 については,

《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

を参照してください。

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