語源 【番狂わせ】

A) 夏の甲子園の高校野球で,優勝候補の筆頭にあげられていた○○高校が,初出場の△△高校に敗れるという番狂わせが起きた。

B) 現役の自民党の幹事長が,無所属の無名の新人候補に負けて落選したことが,全国的には大番狂わせと言われているけど,地元では幹事長先生の評判が悪かったからねえ・・・。まあ,予想どおりの結果なのよ。


このように,勝負事や選挙などで,大方の予想とは逆の結果,予想外の結果に終わった時などに, 「番狂わせ」 の結果になったとよく言います。


要するに,予想されていた 〈順番が狂った〉 ということなのですが,この 「番」 とは,もともとは相撲の 〈番付〉 のことでした。

一般的に言えば,番付の上位の力士が下位の力士に負けることが 「番狂わせ」 ですが,実際にはそんなことは毎日何番も起きていますから,それをいちいち 「番狂わせ」 と言ったりしたら, 「番狂わせ」 の意外性のニュアンスが薄らいでしまいます。

まあ,横綱や大関が平幕の力士に負ければ,一応 「番狂わせ」 と言ってもいいでしょうか。相撲界では,そういう場合には 「金星」 や 「銀星」 と言います。

でも,それでも, 10 日目までにすでに 3 敗もしている横綱が,平幕で 8 勝ぐらいしている力士に負けても,もう 「番狂わせ」 とは言いにくいですね。

単なる番付の位だけでなく,現状における調子とか成績なども加味して, 「番狂わせ」 に該当するかどうかが判断されると思います。


次期のサッカーW杯で,日本が優勝なんかしてくれたら,それはもう文句なしの 「番狂わせ」 なんですけどねえ・・・・。

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** 《参考図書》 **

記号-番号 については,

《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

を参照してください。

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