語源 【裏付け】

A) 関根刑事は,容疑者の野口がクロだとの感触はもっているが,今のところ状況証拠ばかりで,なかなか野口を落とせないでいる。野口を自白に追い込むには,どうしても裏付けとなる物的証拠が必要だ。

B) 今日の先生の講演は,先生の長年にわたる研究に裏付けされたご意見で,とても説得力がありました。

C) お前に 50 万円貸すぐらいの余裕はオレにもあるけど,3 年以内に返すという口約束だけではなあ・・・・。間違いなく返すという証文か何か,そういう裏付けになるものがないと,そう簡単には貸すわけにはいかないんだ。


これらのように, 「裏付け」 とは,何かの事柄を確実に証明できるもののことです。具体的には,証明書,契約書,証文,証拠品,資料やデータなどです。


それをなぜ 「裏付け」 というかについては, 2 つの説があります。

1) 江戸時代,文書や記録などの内容が間違いないことを証明したり,内容について補充の説明をするために,その文書の裏面に必要なことを書きこんだり,必要な書類を裏に貼り付けたりすることが慣習化されました。それを 「裏付け」 と言ったことから,意味が広がり,上の例文のように,いろいろな場面で使われるようになった。

2) 衣服などに裏地をつけて丈夫にすることから,ものごとの信憑性をしっかりしたものにするための補足の証書,資料なども 「裏付け」 と言うようになった。


私は,個人的には 1) の説に説得力を感じるのですが,といっても,1) の説と断定するための 「裏付け」 は何もありません。あくまで,私のフィーリングによるものです。

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** 《参考図書》 **

記号-番号 については,

《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

を参照してください。

A-01 A-02
B-03-2 B-05 B-12 B-33(5) B-64 B-69
C-01(4) C-14 C-39(1) C-57(2)

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