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zoom RSS 語源 【生け贄 (いけにえ) 】

<<   作成日時 : 2017/08/06 11:19   >>

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安倍首相は,稲田朋美防衛大臣を辞任させた。しかし,山本地方創生大臣を辞任させるわけにはいかないようだ。稲田大臣の問題は,安倍首相とは直接的にはつながらない内容であるが,山本大臣の場合は,加計学園の問題であり,首相が直接に絡む内容だからである。だから,山本大臣を処分することは,首相が加計学園に関わっていたことを認めることになってしまう。まあ,稲田大臣を辞めさせたことは,内閣支持率の低下をなんとか食い止めるための 「生け贄」 と言えなくもない。

昔,川の水が暴れて洪水の危険が迫ってくると,水神が白羽の矢を放ち,その矢が屋根に立った家では,娘を 「生け贄」 として捧げなければならなかった。 「生け贄」 を捧げることで,水神の怒りが治まるという言い伝えによるものである。


昔の人たちは,神とうまく折り合いをつけて,神とできるだけ穏やかに共存していこうとしていました。

しかし,そのためには,ことあるごとに神に捧げ物を供える必要がありました。

その際に神に捧げるものを 「贄 (にえ) 」 と言いました。

普通は, 「贄」 は稲などの植物や,魚や鳥でした。

魚は,供え物とする際には水から上げた状態ですから,すでに死んでいます。また,鳥も,供え物とする際には,暴れたりしないように殺したものを供えました。

ところが,上に書いたように川が荒れたりとか,ひどい旱魃 (かんばつ) が続いたり,疫病が蔓延したりするような大きな危機に直面すると,普通の供物としての 「贄」 では神の怒りを鎮めることはできないと考えて,生きたままの動物を神に捧げるようになりました。

「生け贄」 とは, 〈生かしたままの神への捧げ物〉 つまり 〈生きた贄〉 という意味なのです。

そのような大きな危機はいつやってくるのか,前もって予測することは難しいので,いつそういった状態になっても,すぐに 〈生きたままの贄〉 を供えられるようにと,そのための牛や山羊や兎などを飼って育ててもいました。

つまり 〈生け贄用の動物を,生かして飼う〉 わけです。ある意味で,活け魚,生け簀 (いけす) と同じような意味合いです。 「生け捕り」 の 「生け」 も 〈生きた状態のまま〉 ということですね。


で,その 「生け贄」 の最上の供え物が, 〈生きたままの人間〉 というわけです。

人々は, 神もそれを最もお喜びになられると考えたのでしょう。

そうなると,それは 「生き身供 (いきみぐ) 」 とも 「人身御供 (ひとみごくう) 」 とも呼ばれました。

その代表的な例が,八岐大蛇 (やまたのおろち) に捧げられた姫の伝説です。

ただ,あくまで伝説であり,実際に人身御供の実例があったかどうかを実証できるような資料はないのだそうです。

−−−−−−

** 《参考図書》 **

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http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

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