語源 【百合 (ゆり) 】

私は花のことに詳しくないのであまりよくは知りませんが, 「百合」 の花にもいろいろな種類や色があります。

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でも,私は, 「百合」 はあまりけばけばしくはない,おとなしそうな白いのが好きです。

私の妻は,百合の匂いがきついので好きではないと言います。結婚してそろそろ 50 年になりますが,我が家の中に百合が飾られたことは一度もなかったと思います。


さて, 「ゆり」 の語源にもいくつかの説がありますが,一番分かりやすいのは,

1) 花が大きい割に茎が細くて長いので,ちょっとの風にも揺れるところから 「揺る花 (ゆるはな) 」 と言われ,その 「ゆる」 が 「ゆり」 に変わったという説です。

まあ,確かに単純で分かりやすいのですが,風に揺れるなんて言ったら,ちょっと茎が長くて柔らかい花なら,コスモスだって,すみれだって,ヒナギクだって揺れます。

でも,まあ,それを言い出したら, 「瓜二つ」 は瓜でなくてもいい, 「牡丹餅 (ぼたもち) 」 は,牡丹でなくてもいい, 「うぐいすもち」 は本当のうぐいすはあんなきれいな緑色をしていない・・・など,ほかのことばにもケチをつけなければならなくなりますから,あまり突っ込まないことにします。


ほかの語源説としては,

2) 〈麗しき (うるはしき) 花〉 の 「うる」 → 「ゆる」 → 「ゆり」 と変化してきた,とする説。

3) 朝鮮語でユリ属の花を 「nari」 と言った。それが転じて 「yuri」 になった,とする説。

4) 球根 (鱗茎) が何枚も重なり寄り合っていることから 「寄り (より) 」 → 「ゆり」 になった,とする説などがあります。


なお, 「百合」 という漢字は,中国でこの花のことを 「百合 (ひゃくごう) 」 と言ったところからの借用です。

その 「百合 (ひゃくごう) 」 も,上の 4) にも書きましたが, 〈鱗茎がたくさん合わさっている〉 ことからきています。この場合の 「百」 は実際に鱗茎が 100 枚あるという意味ではなく, 〈たくさん〉 という意味です。

百足 (むかで) も,実際に足が 100 本あるわけではありません。

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** 《参考図書》 **

記号-番号 については,

《参考図書》 リスト
http://mobility-8074.at.webry.info/201606/article_35.html

を参照してください。

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