《ア・ラ・カルト》 「漢字カード」 で頭の老化防止

小学校の何年生の時かは憶えていませんが, 4 年か 5 年か 6 年のどこかだったと思います。ということは,昭和 20 年代の終わり頃のことです。

何かの授業で,日本人の寿命がどんどん伸びているという話の流れで,先生が 「君たちは何歳まで生きたい?」 と聞いてきました。何人かが 「はい」 「はい」 「はい」 と手を上げて, 「70 まで」 「80 歳」 と答え,中には 「100 歳以上」 と答えた子もいました。

もともとおとなしかった私は,自分から手をあげるなんてことはしませんでしたが,先生が配慮して 「○○君は?」 と勝手に私を指名してきました。

私は,あわてて,ドギマギして, 「あ,あの・・・・,50 歳でいいです」 と答えてしまいました。


私は,今年喜寿を迎えましたから,予定よりも 27 年も余計に生きてきてしまっています。


私が定年退職したのは 63 歳でしたから,その余分な人生の約半分は,まだ仕事をしていたわけです。

で,退職した時に,さて,これからが余分な人生のさらに余分な人生になるわけか。でも,余分だからといって何もしないでいたら,肉体的にも精神的にも一気に老いぼれてしまうだろうな。それはちょっと耐えられないから,何かをして,老いを少しでも遅らせなければ,と考えて,いくつかのことを始めました。

退職して 1,2 年のうちに始めたことは,
① ボウリングを本格的にやる。
② 語源を調べて,プログで公開する。
③ エレクトーンのレッスンを受ける。
④ 日帰りの範囲で,風景や花の写真を撮り歩く。
⑤ 熱帯魚の飼育 (これは退職前からやっていたこと)

これらのうち, ⑤ は,67歳の時に,それまでの広島から,現在の埼玉県川越市へ引っ越した時に,全部処分してしまいました。川越の家では,スペース的に水槽を置く余裕がなかったからです。

また, ③ についても,広島で 6 級のレベルまでやったのですが,引っ越しによって,それっきりになってしまいました。

④ については,川越に引っ越してからもしばらくは続けていましたが,腰痛が出るようになって,万一,遠出している途中で腰痛になったら・・・・,とその辛さを怖れて,現在はやめています。

というわけで,上の 5 つのうち,現在も続けているのは ① と ② だけになってしまいました。


ところが, 5 年前に脳梗塞を患ってしまいました。幸い大きな後遺症は残らなかったのですが,目に見えない思考力の低下は何となく感じています。

テレビのクイズ番組を見ていて,漢字の読みや書きの問題が出ると,アレ,この漢字確か知っていたはずなのに・・・・,読めなかったり書けなかったりすることがあります。

そういえば,テレビに出てくる俳優やタレントの名前が出てこないことが増えました。

名前が出てこない俳優.jpg

この 6 人は,けっこうドラマやバラエティの司会,CM などで現在も数多く出演していますが,顔を見た瞬間,パット名前が出てこなくなります。こういうのって不思議です。その時は,なんとか名前を思い出しても,また翌日とか何日かたってテレビで見ると,また名前が出てこないんです。


まあ,そんなこんなで,頭の老化が確実に進んでいるな,と自覚するようになったわけです。


そこで,これは何とかしなければ・・・・・と対策を講じることにしました。

その一つは,昔の童謡や, 「赤とんぼ」 「浜辺の歌」 など,いわゆる抒情歌といわれた歌を, 1 番だけでなく,歌詞が 2 番, 3 番, 4 番まであれば,そのすべてを歌詞を見ないで歌うことです。これは,もう何年か前から実行して,風呂に入りながら,30 ~ 40 分ほどかけて何曲かを歌っています。もちろん,日によって歌も変えますので,知っている歌を全部歌うと, 1 週間ほどかかります。


もう一つが,今回紹介する 「漢字カード」 です。

中学生や高校生が英語の単語を覚えるのによく使う写真のような単語カードに,漢字とその読みを,表と裏に書きます。

漢字カード(02).JPG

写真の 「自惚れ」 は 「うぬぼれ」 です。 「もたれる」 は 「凭れる」 「靠れる」 と書きます。 「靠」 は,上が 「告」 で,下が 「非」 です。

「褞袍」 は 「どてら」 と読みます。 「たたき」 は 「三和土」 です。

1 束でカード 85 枚です。現在, 40 束まで作成してあります。

中には 「魘される (うなされる) 」 「方喰/酢漿草 (かたばみ) 」 「海鷂魚/鱏/鱝 (エイ) 」 などのように,なかなか覚えられない漢字もあります。そのような漢字は,同じカードを 3 ~ 5 枚つくって,別々の束に入れておきます。

たいていは,テレビを見ながら,400 字詰めの原稿用紙に書き込んでいます。

ボウリングに行く時も,バッグの中に 1 束入れて行って,待ち時間があったりすると,この束を逆方向に開いていって,漢字を見て読みを唱えるということをやったりしています。

おかげで,最近はクイズ番組で,それなりに漢字に強い解答者が答えられない漢字を,私が分かったりすることもあって,自己満足しています。


ただ,こういったことが,ほんとうに頭の老化の防止に役にたっているのかどうか,それはなかなか証明しにくいと思います。

でも,まあ,自己満足でもいいか・・・・。別に苦痛ではないし,けっこう楽しみながらやっているので,このまま続けていこうと思っています。

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